脱毛サロンに通う期間は平均で２～３年。少しでも安いところで施術を受けたいけど、潰れないかちょっと心配です。結論から言うと、潰れると払ったお金は、ほとんど戻ってきません。いくらお洒落なサロンでも潰れる時は潰れます。割高になることもありますが、超大手サロンにするか、月払い制サロンにするかです。
このサイト（最新脱毛情報）では特定のサロンの批判はしませんが、「返金に3ヶ月以上掛かっている」状態が恒常化しているサロン【→その後、報道されたキレイモのことです】については読まれている方に御迷惑を書けないため掲載を見送ることにしていますのでこのサイトに掲載しているサロンの安全性は高いと思います。
キレイモはヤバいの？
報道されている通り、最近、ヤバいと言われているのは脱毛サロンのキレイモです。
東京商工リサーチさんのページに下記の記事が上がってしまっている通り、従業員の給料支払が2ヶ月連続で止まっており、契約者の解約の返金処理も滞っているというものです。この状況になると、解約してもすんなり返金されることはないでしょう。倒産が確定しているわけではないですが、決して安心できる状況ではありません。つい最近まで渡辺直美さんなどの芸能人を起用してCMをしていましたが、勧誘に月間3億円とも言われる大きなコストを掛けていた（Yahooニュース記事）反面、経営状態はあまり良くなかったようです。
このような状態なので、返金されないという口コミがたくさん集まってきています。中には半年以上待ってても解約金が送金されないというものもありました。
もしも、キレイモが潰れた場合、お金は返ってくるのでしょうか？
結論から言うと返金は難しいです。
なぜかというと、企業が倒産した場合、真っ先に保護されるのは従業員の給与だからです。
給与や税金など、優先的に支払われるものを全て払ったあとで、残った金額を分配するという流れになるため、回収できる金額は数％にしかならないことが多いのです。
過去のサロンなどの経営破綻の事例をいくつかご紹介します。
脱毛サロンが潰れた実例①川崎市の場合（返金不可）
横浜と東京の間、川崎市の市役所に２つの事例が紹介されています。
寄せられた相談は、◎回コースで契約したのに、途中でサロンが潰れた。残りの回数分のお金を返してほしい。カードの分割払いを止めてほしい。というものでした。
回答をシンプルに言います。サロンが潰れると支払い済み代金はほとんど返ってきません。会社が倒産すると、社員さんの未払い給料などが優先的に払われます。残りを、お金を貸してる人や、施術を受けてる人で分けます。お金がなくて倒産しているので、戻ってくるのはだいたい10％以下です。
例外として、クレジットカードに倒産保証がついていて、期間中に潰れたら以後の支払いが免除されるカードもありはしますが、年会費が結構お高い上にショッピングプロテクションの期間は短いです。
エステサロンが潰れた事例②国民生活センター②ほぼ回収不可
国民生活センターにも多く相談が寄せられています。川崎市と同じく、代金を支払ったサロンが潰れてしまうと、支払ったお金やローンの残額は返ってこないことがほとんどです。
潰れない脱毛サロンの探し方①最大手サロンを選ぶ
乱暴な言い方ですが、どんな業界でも最大手の会社は潰れにくいです。例えばマクドナルドやコカ・コーラといった会社が短期間で無くなることは想像つきません。とはいえ、JALや英会話のNOVAは潰れたじゃないかと思われるかもしれません。最大手のブランドには価値があるので、どこかの会社が引き取ってサービスが継続される可能性が高いです。NOVAでは4名レッスンが5名レッスンに変わっただけでチケットはそのまま使えました。ゼロよりは良いですよね。知名度が圧倒的に強い会社は強いです。
脱毛サロンなら部分脱毛のミュゼプラチナム、全身脱毛の銀座カラーが最大手なので、返金が遅いという口コミもほとんど無く、安心度が高いです。
潰れない脱毛サロンの探し方 ②求人情報を調べる、新卒採用してたら大丈夫
採用がアルバイトだけなのか正社員も募集しているのかも大事です。アルバイトしか募集しないということは撤退に向けての準備ということもあります。逆に新卒採用や未経験の人間を求人している会社は強いです。自分たちで育成する余裕があるということです。
新卒採用しているサロン、最大手ミュゼは入社後3ヶ月の研修期間で育成しています。それ以外では、ストラッシュ、などが新卒学生の募集を行っているので、体力があると言えます。
会社が潰れなくても、最寄りのサロンが潰れたら嫌ですよね。地方だと通うのも難しくなることもあります。近くのサロン数が少ない時は最寄りの店舗の求人情報も探してみましょう。
潰れない脱毛サロンの探し方 ③月払いができるサロンを選ぶ
入ったときの高額な一括契約ではなく、毎月毎月、その月の代金が請求されるサロンもあります。
このタイプのサロンであれば、潰れたら請求が止まりますし、途中で辞めることもできます。
サービスに不満があったら、違約金を払えば、他のサロンに乗り換えることもできます。
ヤバい脱毛サロンの見抜き方①体験時の勧誘がしつこい、嘘をつく
誰にも全く痛くない脱毛というのは残念ながらありません。それを痛くないからと納得させようとするサロンなら席を立って出たほうが良いかと思います。無理に高いプランを進めるサロンも同じです。強引な勧誘を行わなければならない状態であればその後に
ヤバい脱毛サロンの見抜き方②口コミの返金が遅いという情報ばかり
口コミサイトに、「解約したのに返金されない」という書き込みが多いサロンは注意が必要です。もしカウンセリングに行かれたら「解約したら何ヶ月でお金を返してくれるんですか？」と確認することをおすすめします。とはいえ3ヶ月ぐらいまでは事務処理として考えても不思議じゃないですが、それを超えるとサロンに十分なお金が無いのかもしれません。店舗が毎月減ってるとかそういう事があるサロンは、たとえ割引が大きくても避けたほうが安全です。
ヤバい脱毛サロンの見抜き方③カウンセリングのスタッフが必死すぎる
話を聞いてくれるかどうかだけです。最初に予算は少なめに言いましょう。必死に上のプランを進め続けられたり、「損する」とか「後悔する」とかそんな言葉が出だしたら怪しいです。余裕があれば「こちらのほうがお得だと思いますけど…」ぐらいの勧め方で十分なんです。変だなと思ったら今日は帰りますって一回頭を冷やしましょう。高い買い物ですから即決即断は危ないことが多いです。
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