【脱毛ラボ 倒産】破産したらどうなる?返金されない。ローンは続く?クーリングオフできる?脱毛はどうする?

セルフ脱毛

2022年8月26日、脱毛ラボを運営するセドナエンタープライズ社が倒産しました。通っていた人は会員を中心になんと3万人。ネット上には「お金返して」「30万円で計画したばかりなのに」といった声があふれています。今後の返金される可能性や、どうすれば良いのかについて調査しました。

また、脱毛ラボの被害者(債権者)になってしまった人はどうすれば良いのかを最後にまとめておきました。読んでもらえたら嬉しいです。

脱毛ラボの破産のおしらせの解説については、こちらで解説しています

【脱毛ラボ 倒産】倒産ってどういうこと?債権者ってなに?

結論から言うと、今回の脱毛ラボに支払った料金が返金されることはありません。詳しくはこちらのページに書きましたが、過去の例から見てもまとまった金額が返金される可能性は皆無です。

脱毛ではないエステサロンの倒産などでも、一括で払った金額が払い戻される可能性はありません。

今年の春のキレイモの賃金の未払いや返金不可能の経営不安騒動では、会社とサロン自体は他の会社に継承されたので、会員はいったん救済されたのですが今回は「倒産→破産」ですので話が違います。

関連記事:キレイモはヤバい?脱毛サロンが潰れたらどうなる?お金は返るの?潰れにくい脱毛は?

倒産とは会社が潰れることです。借金などが返せなくなって、もうこれ以上は無理という状態。

脱毛ラボと契約した人は「私はお金なんて貸してない」と思うかもしれませんが、脱毛ラボから見ると、お金を受け取ってるけどサービスを提供していない分は「借金(借受金)」なのです。

このため、契約した人はお金を貸してる人(=債権者:さいけんしゃ)と言い、今回の倒産の被害者になりました。

たとえライフティなどの信販会社でローンを組んでいたとしても、それは契約者とローン会社の問題であり、脱毛ラボはローン会社から一括でお金を受け取っているため、形式上、契約者が借金をして一括で脱毛ラボに料金を払っているにすぎません。つまり脱毛ラボの契約者はローンを組んでいても債権者なのです。

脱毛ラボのWEBサイト告知

【脱毛ラボ 倒産】会社が潰れると債権者はどうなる?返金は絶望的

会社が潰れると債権者はどうなるのでしょうか?

脱毛ラボが事業を継続しないと決めた場合、法的には、破産となります。

脱毛ラボの財産を破産管財人という弁護士さんが管理して、債権者に分配します。

つまり脱毛ラボに残っているお金、脱毛器などの設備などを競売などで売却して現金化して分配します。

契約者財産の処分といいます。

契約者債権者にもお金がいくらか戻ってくると思ったら甘いです。

債権者には優先順位があります。

最優先で保証されるのが「従業員の未払い給料」と「税金、年金、その他の法定福利費」

まず、これらが支払われます。

脱毛ラボのスタッフさんのお給料などが支払われたあと、破産管財人さんの弁護士費用などが保証されて、残りが分配される流れです。

その残りは確かに山分けになるのですが、実際の事例で返金は多くても5%ほど。

30万円払ったとしてたら施術0回でも15,000円ぐらいしか戻らない計算なんです。

多くの方が何回かは施術を受けているでしょうから、その場合の計算式は、こうなります。

脱毛ラボ公式サイトの解約についての説明
サービス提供後の返金について、提供済対価及び以下の金員
※提供済対価=サービス1回あたりの価格×提供済回数 (料金-提供済対価)×10%にて算出した金額又は20,000円のいずれか低い方
※消化単価は28,178円になります。ご返金は12回消化(会員全体における施術を受けた平均回数)までが対象となります。

難しく書かれていますが、ローン総額とかではなく、脱毛ラボの定価から、1回受けるごとに28,178円ずつ消化されていく計算なんです。

30万円払った人だと、受けた回数x28,178円が差し引かれていき、12回で0円になる計算です。

いまどき1回に28,178円払ったら全身の医療脱毛だってできるのに・・というのはおいておいて、

これの残額の5%しか返ってこないんですよね。

6回受けてたら返金額は多くても7千円ぐらいになりそうです。

潰れない脱毛サロンやクリニックを選ぶことが何よりも大事です。

【脱毛ラボ 倒産】一括での支払い済み料金が返金されることはありません

一括で払ってた人は、上記の返金額以外に返ってくることはあり得ません。

え、損じゃないと思われるかもしれませんが、ラッキーです。

これ以上払わなくて良いので諦めればよいだけです。

例えば、契約金額が32万3582円の場合、信販会社の手数料込みだと44万7837円になるわけです。

差額の12万円で、医療脱毛5回ぐらいは受けられるし、脱毛器を買ってしまう事もできるんです。

医療脱毛は去年出来たばかりで店舗増やし中で潰れなさそうなじぶんクリニックがおすすめ。

医療脱毛とサロン脱毛とあわせて7回で99,800円(月々1900円)から受けられるので、脱毛ラボにより安く効果のある医療脱毛にスイッチできます。

【業界最安値クラスの医療脱毛】じぶんクリニック

確かに返金されないのは腹立たしいですが、次のステップに進めるので早く脱毛を終わらせてラッキーぐらいに思っておくのがおすすめです。でも、そんな気にはなれないという方には、

私の友人が「1年間通った脱毛ラボより効果があった」というケノンの脱毛器もありますので、セルフ脱毛に乗り換えてみるのがおすすめ。

ケノンのセルフ脱毛器

家庭用脱毛器なら潰れる心配もないし、医療脱毛したとしても数年すると生えてくるので、そのころにまた必要となるので失敗しにくいです。

【脱毛ラボ 倒産】ローンだと返ってくる可能性はわずかにありますが、厳しいし、時間もかかります。

ローンの場合は信販会社との交渉によっては、残りの支払い部分の一部免除ができる場合があります。

ただし、保全の措置が行われていることなど、一定条件に当てはまっていないとダメなのですが、適用されたと聞いたことはありません。あとは、信販会社やクレジットカード会社との交渉になるのですが、厳しいと言わざるを得ないでしょう。

なんせ不正請求されたクレジットカードの返金ですら、半年以上の期間がかかります。

潰れてしまったサロンの債権者とはいえ、金利と残額を何年も払い続けなくてはならないのです。

そして、ローンを組んでいて最悪なのが、残りの元本に加えて金利も払わなければならないこと。もし、他の脱毛サロンに乗り換えて脱毛を続ける場合には2重払いとなるから本当にしんどいのです。

このようなときに、2重のローンをサロン同士で抱えるのはしんどい。

もう、怖くて脱毛サロンは嫌だという方も多いと思います。

そういう方には脱毛器を買ってセルフで脱毛する方法がおすすめです。

関連記事:【大学生口コミ】お金がない女子大生のセルフ脱毛情報(ケノン光脱毛器)7万円以下

ひとまず、返金されるにしろされないにしろ、家に高性能な脱毛器が1台あれば安心です。

ローンまだ払ってるのにと思われる人も多いと思いますが、上にも書いたように12回以上、施術を受けていると払戻額は元々ゼロ。しかも金利と手数料は返金対象外だから、結局解約するときにはローンの残額を払わなければならなかったのです。

関連記事(外部):https://finance.yahoo.co.jp/money/experts/questions/q13230210153

このような強引な契約になっていて、解約するのにもお金がいるので止められるというのが脱毛ラボの実態だったのかもしれません。

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